音楽出版社について
私のことを少し話すと、もともと『音楽出版社』に努めていたことがある。
馴染みのない言葉かもしれないが、簡単に言うとアーティストが作った音楽の権利を半分とか一部を譲渡してもい権利収入を得る。その代わりにアーティストの楽曲をプロモーション・宣伝する役割を担うわけです。そんな事業形態の企業が世の中にはある。
アーティストは自分の曲のどの楽曲権利をどの出版社に預けて宣伝してもらうべきか、悩むわけです。専属契約なんてものも存在するので、その場合は全ての曲はもちろん、アーティストそのもののプロモーションに最大限尽力して、お互いの収益を最大化するわけである。
「プロモーションってなんだよ」と思うかもしれないが、テレビ番組には必ずオープニング曲・エンディング曲があるが、そのコンペティションだったりエントリーする窓口を出版社が担っているケースが多い。テレビだけでなくラジオやネットメディア、最近だと音楽系のサブスクリプションサービスで、プレイリストに組み込んでもらえるか否かは出版社の営業力だったりコネクションも重要な要素となる。
そう、音楽出版社だったり、音楽事務所がマーケティングをしてくれるわけです。
新人アーティストにはマーケティング担当が不在
アーティストはそう、悩むのである。アーティスト活動に専念したいのに、難しい契約や損得勘定をするのが億劫になる。当たり前である。バンドメンバーや身近にマーケティング担当が不在。もしくは弱いのである。契約書一枚サインするのも臆病になる。何がスタンダードなことか、考えるのも面倒である。